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zoom RSS 「モノを伝える」こと(続3)

<<   作成日時 : 2012/06/22 05:31   >>

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2012/6/18日になって、昨年の原発事故直後に、
  周辺地域の放射線情報を、米国が日本政府に提供
    していたのに、 日本政府はそれを活用せず、
  避難に役立てるという発想も無かった

            ことが明かになった。

米エネルギー省は昨年3月17〜19日、米軍機2機を使って
  原発から半径50キロ圏の放射能を測定
  その航空機モニタリング結果を外務省経由で、
    経産省原子力安全・保安院に18日、20日、
    文科省に20日にそれぞれメールで送った。

20日の資料には、福島県浪江町など原発の北西方向で
  毎時125マイクロシーベルト超の高線量地域が
  地図に明記されている。
  当時の日本政府は車による測定が中心で、こうした
  空間的な拡がりは解明されず、航空機モニタリングを
  始めたのは25日からだった。

保安院は、政府の原子力災害対策本部の放射線班に資料を
  メールで転送したが、対策本部全体でも、住民避難を
  指揮していた首相官邸に届けなかった。
  保安院の山本哲也・主席統括安全審査管は、今月18日の
  記者会見で、「放射線測定結果を一元的に管理・公表
  するのは文科省だが、海外分は明確にしていなかった。
  文科省と保安院の間でボールが落ちないようにすべき
  だった」、と陳謝した。
  文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長は
  「避難に役立てるという発想は無かった」、と弁明した。

メデイアでは、この政府の対応を、「初動体制の稚拙さを
  浮き彫りにした」、と評するが、そのことと同時に、
  このような事実が今の時点で初めて明かされることも
  大変に大きな問題だと思う。
福島原発事故を検証する各方面の「事故調査委員会」が
  報告を纏め上げた後から、この様な事実が出てくる
  ということは、未だに隠されている何事があるか
  分からない、ということでもある。

「ミッドウェイ海戦」(新潮選書、2012/5刊)に、長年不可解な
  謎とされてきた「運命の5分間」の真実が明かされた。
    今迄の多くの論者の、言い分の食い違いの理由が、
          いっぺんに理解、納得出来る真相である。

この様にして真相が明かされる場合がある、 と同時に、
  真実は伝わらないままに、歴史の闇に沈んでいく事柄も
  あるのだなあ
、と思わされる。

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