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<<   作成日時 : 2010/10/13 17:08   >>

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学生時代には、“学生音楽友の会“会員だったし、
社会人になってからも、ウィーンに行けば国立オペラハウス、
パリに行けばオペラ座、と音楽を追いかけていたのに、
生演奏の音楽会から遠のいた生活になっていた。
地元の川崎市に、「文化の風コンサート」が生まれ、
今回10/11の会は、今年がショパンの生誕200年
なのを記念しての演奏会だという。
 ショパンは大好きなので、誘われて行った。

           ★ ★ ★ ★  ★

元々音楽が好きで、幼小期にもいくつかの思い出があり、
   ▲ 60年前の回想(9):[C-211]、のようなこともあった。
   学生時代には“学生音楽友の会“会員だったし、社会人に
   なってからも、ウィーンに行けば国立オペラハウス、
   パリに行けばオペラ座、と必ず音楽を追いかけていたのに、
   何時の頃からか、生演奏の音楽会から遠のいた生活
   になっていた。 私だって自慢話をすると、エルマンの
   生演奏を聴いたことがある、現存日本人としては稀有な
   経歴を持っている。
   しかし生活が子育てを中心に回転し始めてからは
   音楽会に行くことは、全く無くなった。
敢えてみっともないい訳をすると、日本ではちゃんとした音楽会
   の入場料が私のような貧民にとっては、途方もなく高額で、
   株屋か、土地ころがし、にでも転職しないと、行ける場所
   でないので、諦めてしまっていた。

ところで、地元の川崎市に「音楽を通じた、文化の交流と、
   地域の活性化を目指す」、との趣旨で、
   「文化の風コンサート」、が生まれ、春秋二回の演奏会が
   行われるようになって、 今回10/11の会は、今年が
   ショパンの生誕200年で、それを記念しての演奏会
   だという。  ショパンは大好きで、マジョルカ島に
   立ち寄った時に、わざわざパルデモサの修道院に
   足を運んだこともある。  久々の演奏会に誘われて行った。

           ★ ★ ★ ★  ★

◎佐々木京子(ピアノ)、  ◎高橋比佐子(ヴァイオリン)、
◎服部奈々(ヴァイオリン)、◎大矢昌子(ヴィオラ)、
◎富永佐恵子(チェロ)、
          の、一流新進若手の顔ぶれで
●華麗な円舞曲・イ短調、弦楽四重奏、
●ノクターン第20番・嬰ハ短調、ピアノ、
●エチュード・ハ短調(革命)、ピアノ、
●ノクターン第二番・変ホ長調、ヴァイオリン、ピアノ、
●マズルカ第23番・ニ長調、ヴァイオリン、ピアノ、
●エチュード第三番・ホ長調(別れの曲)、ヴィオラ、ピアノ、
●序奏と華麗なポロネーズ・ハ長調、チェロ、ピアノ、
●ピアノ協奏曲・第一番、ホ短調、室内楽版、
          を演奏した。

選曲は比較的ポピュラーで聴き馴染んだものだが、
   休憩をはさんで、第二部として演奏された、
   ピアノ協奏曲・第一番、は、普通はオーケストラとの
   演奏を聴くものだが、本来の作曲はクワルテット
   であって、今回はその演奏を聴くことが出来た。

180年前の1830年のこの日10/11に、ショパンが、
     この曲を初演奏した、という話を聞くにつけても、
   今回の演奏スタイルの方が、毎度聴き馴染んで
   いるオーケストラ版よりも、何か本物のショパン
   を聴いているような気分になった。
   尚、本日の演奏者たちも、この曲をクワルテットで
   というのは「初体験」、だとのことであった。

           ★ ★ ★ ★  ★

今回の演奏会で私が良かったなあ、と感じたのは、
   演奏の前に、演奏者が演奏曲目の、簡単な、
   そして適切な、解説をしてくれたことである。

冒頭に書いたように、最近はちっとも音楽会に
   足を運ばなくなっているので知らないのだが、近頃は
   こういうことが、普通に行われているのだろうか。

私自身の経験では、大昔に、原千恵子の演奏会で
   演奏前に解説を聴いたことがあって、
   非常に珍しいことに感じた記憶があるだけである。
上記の、「1830年のこの日に、ショパンがこの曲を初演奏」
   の話も、この様にして教えて貰ったことであり、
   それによって、聴いて居ての感銘も一段と深まった
   のが非常に良かった。

それにしても、これらの若手演奏家たちが、抜群の
   資質に恵まれ、並はずれた努力を積んで
   今日の技量を身に付けながら、
     社会的に、しかるべく遇されていない。
我が国が、本当に文化国家を目指すのであるならば、
   つまらないODAばら撒き、下らない議員の手当て
   などの1%位でも削って、これらの人材の養成や
   処遇に、回すべきだと、今回も感じた。

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内 容 ニックネーム/日時
キャズさんと経緯は違うが、昭和20年代の後半から30年代の後半に掛けて、浜松でもY社が中心になってクラシック愛好クラブがあり3ケ月に1回位、当時の著名音楽家の演奏会が催され、私もその時分大いに楽しんだ。
その後「クラシックよ左様なら、ポピュラーよ今日わ」の雰囲気が出て世界歌謡祭等が開催されるようになった。その一方では園田高広等の著名ピアニストの育成にも努めるという雰囲気は依然として続いた。
現在は駅前にアクトシティが出来てクラシックを初めいつも演奏会があり、聞くものにとっては選択肢(?)が増えると反って足が遠のくと言う現象が出ている。
勿論私のような貧乏人が何回も行けるわけでもないので次第に遠ざかり、最近ではニューイヤーカンサートや池宮正信の「ラグタイムの夕べ」を年に一回は欠かさないものの、往時に比べるとクラシックを聞く機会がぐっと少なくなった。
アクトシティのような大きな会場が出来て選択肢を増やすのも聞く側の主体性と経済性もあって、逆に問題があるのではないかと思うのは、私の偏見かもしれない。
Alps
2010/10/19 21:00
私などと違って、Alpsさんが音楽界から少しでも遠くなるなんて考えられないことだが、今回の感想として、聴衆には老人が非常に多いのが気になった。 もっと若い人たちの比率が高いといいのに。
変人キャズ
2010/10/20 01:55

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