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<<   作成日時 : 2009/07/23 04:12   >>

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エジプトのピラミッドがどのようにして作られたか、
その建設方法についての新しい考え{推理}をテレビで紹介していた。
非常に納得のいく、説得力のある話である。

この放送を見ていて私は番組の内容よりも、全く別のことに、頭を占領され続けていた。
ピラミッドの謎は、今は老人の私が子供のころでも既に広く話題になり、本も多く書かれていて、よく読んだものである。
ピラミッド建造素材として使用した、あれだけの多数の、巨大な石を、どのようにして運んだのか、謎として語られてきた。
しかし、今回紹介された推理のようなアイデアは、誰も唱える人が居なかったのが、むしろ不思議である。

尤も、今回のアイデアの中核をなす、内部回廊は昔は知られていなかったけれど、基本的な考えとして誰かが指摘してもよさそうなものだが、それは無かった。

 ★ ★ ★ ★ ★ 

今回のアイデアもそうだが、コロンブスの卵、ということは、文明の歴史で今までにも色々とあった。

 「考える葦」 :[C-23]:

に書いたとおりである。

しかし、私がもっと気になったのは、
そのような現代人が数十年にわたって詮索しても推理できなかったアイデア、ピラミッド建設の技法を、
数千年も前の人が考えていたこと
である。

 ★ ★ ★ ★ ★ 

そして、その卓抜な技術自体よりも、更に私が不思議に思ったことは
その着想を持つ優秀な人物を、時の権力者が起用した事実
である。

人類が進化し、文明が進歩して、学芸が価値を認められるようになってからでも、
例えば最近、数世紀でも、レオナルド・ダヴィンチなど、優れた人物は生まれてきても、彼らの才能を活かしきるような社会的環境は無かった。

寧ろ、多くの場合、平均値を大きく超えた優れた人物は虐げられた。
抜群の才能を持つゆえに、ガリレオは裁判に掛けられて頭を下げ、ジョルダーノ・ブルーノは火あぶりの刑に掛けられた。
21世紀の現代の日本でも、あらゆる分野で出来の悪い人間の方が力を持っている。

それを、学校も、書物も無かった古代に、
非凡な才能の持ち主を、時の政治的権力者が評価して、思う存分の仕事をさせたことが、奇跡的に思える。


 ★ ★ ★ ★ ★ 

暫く前に、3万5千年ほど昔の人間の作った笛とペンダントが発掘された。
一万年以上も前の人間が洞窟壁面に描いた見事な絵画なども残っている。
この種の証拠物件が一つ見つかる陰には、発見されずに存在した物件が何万個もあるであろう。
記録には残っていないが、途方もない才能、平均値を外れた能力の持ち主、が生まれていたことは間違いない。 そのことは理解できる。

しかし、その様な才能を活かす環境が社会的に生まれるというのは現代でも難しいし、まして、数千年前にそれがあったことは想像し難い。
然しながら、ピラミッドは間違いなく作られて、
私には想像し難い、 「異才を活かしきる社会」
 が、存在したこと
、を示している。

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変人キャズ
2009/07/23 12:07

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