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zoom RSS (独り言25)“絶対の探求”

<<   作成日時 : 2005/07/23 03:55   >>

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絶対の探求                 79.1.25

★ ”こんにちは”の挨拶に、中国人は「お前はめしを食ったか」というのだと聞いたことがある。 米国人に向かって挨拶の心算で「トゥデイ」といっても相手には何のことかわからない。
現実には、このような語法の差による混乱は起こらない。 起こるのはむしろ、同一用語をやや似た意味で使用する場合だ。

★ たとえば、プロフェサーというのは、ドイツではたいそう立派な社会的地位で、無条件に尊敬される。   フランスでは、小学校や幼稚園の先生も、ひとしくプロフェスールだから、大学教授に向かっていう時も、ドイツとではだいぶ語感がちがう。

★ もっと困るのは同一言語圏内での方言のような場合である。
東京から大阪にセールスに行った男が、「考えときまひょ」といわれて、それがノーを意味することを知らずに翌日出直してゆくと、「お前アホかいな」、ということになる。
もっと、もっと、困るのは、職業的な差による語感の差ではなかろうか。


科学者や技術者は”絶対”という言葉は使わない
たとえば、科学的には、太陽が明朝も東の空から昇ることも、そうなる確率が非常に大きいだけである。 そうならない確率も数学的にゼロではない。
 絶対もうかるから−といわれて、商品取引に巻き込まれたりする技術者がいるのは、この語感の強烈さにも関係があるかもしれない。

★ 法曹関係者が「いささかでも疑わしい場合は−」などどいうのを聞くと、体内にむずがゆさを覚えずにいられない。
いささかの疑いもない場合とはどんな場合か、などど考えてまことに不安定な気持ちにさせられる。 原子炉や公害問題の安全論議を見聞するとき、私はいつもこの種のむずがゆさを、感じずにはいられない


★ テーブルについて論議を始める前に、まず用語の定義を明確にしておかなくては、実りある議論はできないであろう。
 さきの”初夢”でわたしが見たのも”絶対に”まちがった料金請求を受けないシステムの代償に、非常識な高価な電話料金を押しつけられる社会の姿であった。



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註記:「私の独り言{前置き[1]}:2005/4/21」に述べた理由で、このシリーズの記事を多数並べているが、これらの中で筆者として最もお読み戴きたいのは、次の2編です。
◎[11]私の独り言{明治生まれ:1979/5/26}[2005/7/6]
◎[9]私の独り言{血税の使い方:1978/4/5}:[2005/07/04]
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