政治の「日本文化」

東日本大震災の復興財源は、
予算の多くが被災地以外に支出されていた

 ことが明かになった。

中央官庁が所管する独立行政法人、への支出も
  紛れ込んでいる。 東京の国立競技場の補修費、
  反捕鯨団体対策など、被災地外に回った復興予算は
  2兆円に達する可能性があることを
  NHKの特集番組が報じた。

家族を失い、住居を無くし、職場を破壊されて、
  今なお余震の継続する地域の仮設住居で生活する
  被災者の事を思うと、本当に白アリどもへの怒りに
  胸が煮えたぎる思いである。

来年度予算案にも、  復興特別会計として
  約4兆5000億円が概算要求の対象となったが、
  被災地を対象とする復興庁所管分は2兆8000億円で、
  復興予算の4分のⅠの約1兆1200億円は、
  「全国防災」などの、復興と直接の関係が不明のもの。
  被災地以外の防災対策費が1兆円近くに膨らんでいる
  のは、毎度おなじみの官僚の手口である。

自由社会の現代では、国情を決めるのは、その国の文化
  であり、その国民の選んだのがその国の政権であるから、
  その国の政策がその国の文化を反映するのは当然である。

前回の記事:▲ シューマッハーの予言:[C-291]
前々回の記事:▲ 事故の「日本文化原因説」:[C-290]
            に書いた通り、
  東日本大震災の復興財源の消化の論理的奇妙さを
  論じても殆ど無意味である。  復興財源の問題以前に、
  被災者の痛みに鈍感な政治家・官僚ばかりを
  産み出した、我が国の文化が腹立たしい。

     ★ ★ ★ ★ ★

僅か20年かそこらの短期間に、世界最悪の借金大国
  作り上げた日本。 親の残した借財でなく、
  自分等の作った負債なのに、
     ▲ 日本再生の切り札(2):[L-97]
に提案されているような増収の途を探る努力などは、
  何もしない政治、行政
国難ともいうべき東北地震にも、被災地に対する政治無策

その中でせめて支出には気を使うかと思えば、
  何とか捻出した復興財源には白アリがたかる。
チルドレンを国会、赤坂に導入した小泉の前から、
  お笑い芸人(ノック、長島)などを選出してきた
  国民の自己責任だ。


日本人に民主主義は相応しいのかどうか、
     のレベルからの議論から始めなければ、
  全ての問題は解決しない
、のだろう。

ピアニスト氏の: ▲ 日本の技術者評価:[A-159]
で心配している、日本の産業の衰退の問題
     にしても、 全く同様
、だと思う。

この記事へのコメント

Alps
2012年10月07日 19:11
被災地救済募金は、募金を頂く者より、出す者の方がどれくらい幸せかとの思いから、募金母体が明確な募金に就いては極力何回も応募してきた。
ただそのお金が被災者に正しく配布されるか否かに就いては、今までの似通った事例から不信感は免れなかったが、予想していたこととは言いながら、このように聞くと矢張り悔しい。
Mariko
2012年10月08日 03:51
東日本地震の直後には、街頭などでの募金に何度も応募していました。 が、間もなく、そのお金が被災地に行っていないという話が聞こえてくるようになり、募金を見ても無視するようになりました。 相互に信頼を持てない社会に生きていくのは、愉しくないですね。 何時から日本はこんな国になったのでしょうか。

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