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zoom RSS 65年間の回想(4)

<<   作成日時 : 2010/05/25 08:28   >>

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第3回の記事、(▲65年間の回想(3):[C-215])、を書くのに
               大変に難航した、・ことを述べた。
それは、あの結論に到達する思考経路の説明の記述の、
   或る部分を、 普通の人ならば、さらりと書けることでも、
   私は其処に拘ってしまうのである。
これは、良かれ悪しかれ、私ら信州グループ老人の仲間の共通するところだ。
   そのところを、  別記事として、此処に少し紹介する。
          ★ ★ ★ ★ ★ 

人間は生きていくうちに、いろいろな目に逢って、
   その経験・知識で、他人には話せないことも幾つかあり、
   己独りの胸中に、残しておくような部分を、抱えている。
   親にだって話せないこと、家族にだって内証にすること、
   知人・友人が如何に親しくても隠しておくこと、が有るのが普通だろう。
   それらの内容にはいろいろあり、個人的な案件には限らない。 

▲ 60年前の回想(4)(『沖縄返還協定と「密約」』):[C-205]:
   に紹介した事実は、吉野氏にとっては、最近までの
   半世紀に亘って、誰にも話さないことであった。
▲ 60年前の回想(2):[C-203] 、に書いた、町工場の技術だって、
   親父さんだけしか知らない。
こういうことが、世間にはあるものだ。

たまに特定地域の土壌が、ある薬剤で汚染しているのが見付かり、
   騒ぎになることがあるが、  ある種の仕事をしてきた人間には、
   「ハハン」、と思い当たる仕組みがある。 でも彼らはそれを言わない。

もっと深刻な事実で、ある専門集団での秘め事が有る。 それに隣接した
   ある特定の業界で働く人々が何故か、ある種の病気で死亡することが
   非常に多いのを、その業界の人たちは知っているが、
                   何故かは、分からないでいる。
 日本中にほんの少数しか居ない、その専門集団の人は、
                 それを知っているが、それは言わない
          ★ ★ ★ ★ ★
 
これらは意図的に隠している例だが、 逆に、大切なことを周知させよう
      としても、伝達機構が機能しなくて、伝わらないこともある。
   ▲ 人類滅亡論[3]自然科学の進歩による滅亡:[C-4]:[05/4/12] 、
などは、その例である。  こうして、普通に思われているよりは、
    一般の人々は、遥かに無知でいることがある。
 その前提で物事を説明するのは、広範な準備説明が必要になる。

          ★ ★ ★ ★ ★ 

 第3回記事に、現在のマスコミ界で長老面している評論家の
               いい加減さ、について書いた。
   大学紛争を愉しみ、全共闘を賛美していたマスコミが、
   一夜で言葉づかいが、変わったことは、呆れるほどであった。
     {▲ 久間事件・戦後を問い直す(6)  :[A-55]、 参照}

   でも、人間には誤まちもあるので、それは許せる。
   しかし、半世紀近い時間が過ぎた現在になって、
   当時、「彼らが誤まちに気付いたこと」、は忘れて、
       大学紛争が愉しかった、などと
               懐旧しているのを許せない、のだ。
それにも拘らず、非難する文章を入れなかったのは、
   話の本筋がぼけるのを避けたためである。 評論家の
   いい加減さを数え立てることが目的でないから、
   脇道の話を打ち切ったのだった。

 此処のところをもう少し書くと、この様になる。
     私自身だって、あのいい加減な評論家どもと同じ、
     なのを自覚するので、偉そうなことは言えないのだ。

以前にも書いたように、私は60年安保の時に、かなり頻繁に
   国会周辺の安保反対デモに出掛けて行った。
 丁度当時住んでいた隣家の主が都内某警察署の交通課長であり、
   毎朝ほぼ同時刻に私はデモ参加に、隣家の主は都心警護に出掛けた。
  それを送り出す細君たちは、「どうぞ、ご無事でお戻りください」
   と声を掛けて見送った。 その上、双方に同年の子供が居て
   仲良しであり、家内同士の会話では隣家のご婦人も
   心情的には岸首相が嫌いのようであった。

 実は私も、安保自身には、それ程強く反対する気持は無かった。
   頻繁にデモに出掛けたのは、岸信介という人物が嫌いだった
     からだったし、私の周辺の仲間も同様な人物が多かった。

 現在は、『日本にとって、安保が非常に大切であるし、
   半世紀の日本の繁栄はそれに支えられた』、と、私は考えているし、
   『現首相がそれをよく理解していない様子』、なのには腹が立つ。
   それにも関らず、あの頃連日「安保反対デモ」に出掛けたのを、
       反省もしないし、懐かしい気持ちでいる。  ということは、
   現在のマスコミ界で長老面している年代の、評論家の
       いい加減さ、   と、全く同じパターンである。
                  しかし、 私には言い分が有る。 
それを書きだしたら、文章全体が理解できなくなるので、難儀したのだった。

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