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zoom RSS 裁判員制度(1)

<<   作成日時 : 2013/05/12 05:35   >>

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今年3月に裁判員裁判で裁判員を務めた女性
  「急性ストレス障害(ASD)」と診断され、今月7日に慰謝料など
   200万円の国家賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

裁判員制度を、「憲法違反」と主張し、
  裁判員法を成立させた国会の責任も追及する。

女性は60台だが、証拠調べで見せられた被害者2人の遺体の
  刺し傷計24カ所のカラー写真などが頭から離れず、不眠症、
  吐き気、フラッシュバックなどに苦しむようになった。
女性は、裁判員制度が、苦役からの自由を保障した憲法18条や、
  個人の尊厳や職業選択の自由を認める同13、22条に
  反するとし、法案提出から3カ月弱の審議で成立させた
  衆参両院にも過失があると、 訴えている。

      ★ ★ ★ ★ ★

私は社会というものは、人類が集団で生きていくための智慧で
  生じたモノだと思っている。
個々人の資質に差があることを前提として、農業の上手な人、
  工作の得手な人、芸能に才能のある人、・・・、その方面に
  有能な人がその方面を分担することに依って
  全員の幸福が実現される。

。 
その仕組みを機能させて行くうえで、個々人が夫々の分野で
  プライドを持つことは差し支えのないこと、寧ろ励みになること
  であるから、例えば王族が、世の中で王族が一番偉いと
  思っても差支えは無いし、宗教家が、芸術家が、医者が、
  その様に思っても同様である。
全体として人類が生き残っていくのが大切なのであり、
  それらのどれが偉いとか、上だとかいうのでないことは、
       ▲働かないアリの意義:[C-264]
   に見る通りである。

人類がチンパンジと分離してからの数百年にアフリカを出て
   他所に向かった種族は全部滅亡し、30万年前にアフリカ
   から出発したものだけが現在生き残っているのを見ると、
   狭い宇宙船地球号の中でも、種族の造る社会をよほど
   上手にしないと生存は厳しい。
兎も角もホモサピエンスは地球号の定員100億人いっぱいに
   なるまで栄えてきたし、その中で日本人も現在まで無事に
   来たのは、種族内の分業が良かったからだ。
それが最近になって変調を来している。
  法科卒業者だけが官僚として偉くなるなど、司法関係者
   だけが特別に優遇されていることである。
餅は餅屋が担当すべきなのを、裁判所だけが
   国民全員の手伝いを強要
、するようになった。

      ★ ★ ★ ★ ★

裁判員制度は今月21日で、2009年に制度が始まって4年になる。
この制度についての私の意見は、以前に
       ▲ 日本の司法制度:[C-180][2009/5/15]
   に述べた通りである。

裁判員制度の合憲性を巡っては、覚せい剤取締法違反罪など
  に問われた外国籍の被告が上告審で、
「制度は下級裁判所の裁判官は内閣で任命するとした憲法80条や
   同18条に違反する」、と主張したが、最高裁大法廷は
   2011年11月に「合憲」と判断している。

今回の女性の訴えは裁判員経験者が起したもので、裁判員は
  審理で守秘義務がある、などの「国民の義務」の関るものだが、
  既に最高裁が「合憲」と判断しているので、踏み込んだ議論
  にならない可能性も指摘するむきがある。
その種のロジックこそ、私が前回に問題を感じた処である。

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