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<<   作成日時 : 2013/05/07 04:16   >>

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私のような超老人は、「ダイエット」という言葉は「節食」を意味する
  としか知らないでいるが、美容整形関係の人々の間でこの言葉を
  「美容」とか「健康法」とかの意味で用いることが定着しているらしい、
   と感じて驚いた経験を、二カ月程前に
    ▲ 「ダイエット体操」:[C-305]、 に書いた。
本日、身辺整理をしていて、「外国コトバの乱用」という標題の、
   30年もまえの論説の切抜き、を目にしたので、
   上記記事の関連メモ  として、此処にその概要を記しておく。
   1984年12月2日の毎日新聞に載っていたものである。

     ★ ★ ★ ★ ★

『 外来語というものは
 日本に来てから原産地とは異なる用い方をされるようになり、
      言葉の守備範囲が原産地の場合とズレてくることが多い。
 一例として、「サービス」、という言葉は日本では、「値引き」、
      「おまけ」、「無料」という意味で理解されるが、
   英語では、それらの意味会いを持つことは滅多にない。
      レストランの勘定書に「サービス」とあれば、
      これは要するに、チップの請求である。

もう一つの例として、 「ドラマチック」 、を日本人は「サヨナラ
   ・ホームランのドラマチックな幕切れ」、 のようにしか使はないが、
   貿易摩擦の問題で米国が日本に、「ドラマチックな措置」
   を要求した時、彼等は、「極めて効果のある」、という
   強い意味で使っているし、
   フランス人が、「アフリカのドラマチックな干ばつ」とか、
   「ドラマチックな失業問題」というときは、「重大な」、
   「深刻な」という意味で使われる。

これらの例を見ると、外国語が輸入されているために、
   国際的な意思疎通が難しくなる場合、が考えられる。
英語をほとんど母国語とする人達、たとえばインドの上流階級
  にしても、その英語は自分たちの民族的文化の影響下にあり、
  米国人の英語とは異なる点が多い。 
まして各国民が輸入語に独自の意味を与えて、 「ナイター」だの、
   「ペーパードライバー」、だのと自国製英語を用い始めたら、
   世界の共通語となる代わりに“相互誤解“の手段となりかねない。
日本のように、問題の所在をわざと曖昧にし、人をごまかすために、
   好んで外来語を使う国ではなおさらのことだ』、
          と書いてある。

     ★ ★ ★ ★ ★

戦後処理放置のツケ(2):[B-195][2013/5/5]
戦後処理放置のツケ(1):[B-194][2013/5/5]
を書いている佐久間氏の心配するように、外国人相手でなく、
   自国民同士の間で自国語を用いてさえも、意思疎通が困難
   である場合があるのだから、言葉の使用に付いては
   充分に気をつけなければいけないだろう。
前回、「ダイエット体操」:[C-305]、に書いたように、
   日本語で言えばよいものを、変に気障ったらしい連中が
   英語を誤用して使い、日本ではそれが定着し、海外では
   通用しない意味に単語を理解している例はいろいろ有るが、
   止めた方がよいだろう。
。 
もう一歩踏み込んで言わせて貰うならば、
『日本語の誤用』、特に政治家やテレビ人種のそれは、
   (最近流行の)『憲法』に依って排除して欲しいと思う。  以前にも
     ▲ 事故の「日本文化原因説」:[C-290]
     ▲ 再度「日本文化論」(1):[C-295]
     ▲ 再度「日本文化論」(2):[C-296]
     ▲ 再度「日本文化論」(3):[C-297]
に書いたような事情があるのだから。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今朝(11日)の日経新聞に「パナソニック黒字転換へ、3年ぶり リストラ寄与」と掲載されている。
私はいつもこの「リストラ」の使い方に最大の違和感を感じているが、此処で言うリストラが大手を振って一人歩きしているのに何時も不快感を感じている。
Alps
2013/05/11 10:32
この記事の前日、5月6日の毎日新聞「くらしナビ」の頁は「みんなのダイエット」という表題。 石井直方東京大学院教授=運動生理学=が勧めるダイエットは、スクワットと、トランクカールダウンの2種類の筋トレ、と書いてあります。 英国人、米国人がどうかは知りませんが、日本では東大教授でも、毎日新聞でもこの言葉の使い方はこの様になっているのですね。
Mariko
2013/05/18 15:24

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