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zoom RSS 映画「M・サッチャー」

<<   作成日時 : 2012/03/27 21:25   >>

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大好評上映中の映画 「マーガレット・サッチャー」
  を、昨日、Y君が見てきて、感動の心情をブログに
  書いている。
  実は、私の方が先に、その二日前に見に出掛けた
  のだが、満席で入場できなくて、先延ばしにしている。
.
Y君のブログが、一般相手には非公開になっているのを
  残念に思った。  以前にも、ピアニスト氏のブログ
  撤退事件の時にもそうだったが、 今回の映画感想記事
  を見て、又しても同じ思いをした。 
  我々友人たちの間だけで留めて置いては
    勿体ない話題、 が幾つかあるからだ。
  
  又してもお節介で、彼のブログ記事の内容の2,3を、
  此処に紹介する。
.
     ★ ★ ★ ★ ★
.
この映画は、 主演女優メリル・ストリープ、の話題や、
  本年度アカデミー賞受賞、他の映画賞の話題、が
  上映の前に華々しくて伝えられたためか、
  非常に観客数が多く殺到しているのは承知していたが、
  内容的に、 かなり難易度の高いものであること、
            は知らなかった。 
Y君も同様であったらしくて、 開幕直後の10分間くらいは、
  なんと分かり難い映画だろう、 と感じて辟易したらしい。
  真昼間なのに、上映中に寝込んでいる観客が
   かなり多く目に付いたのも、そのためだろう、
            とは、 Y君の意見である。
.
     ★ ★ ★ ★ ★
.
映画の冒頭部分で、場面の繋がりの意味が分からずに
  5分、10分と時間が経つうちに、 Y君は漸く製作者の
  姿勢を理解出来て、内容に引き込まれるようになった。
.
Y君は冒頭の牛乳を買う場面で、例のサッチャーのミルク事件
  と関係があるのかどうか、と考えたが、日本の観客の
  多くはミルク事件など知らないだろうから、 最後まで
  その場面の意味などは、理解せずに終わった、筈である。 
英国人にとっては常識的 なことであっても、その辺の
  解説は、映画の中では行わないで進行するのだから、
  多くの日本人は分からない。 
.
日本の第一人者である戸田奈津子の字幕翻訳を以てしても、
  言葉や画面の背後に含まれる歴史や含意は
  伝えられない、 のが当たり前である。
.
「旅は、貴方が持参しただけのもの、を与える」、
  という言葉があるが、この種の映画は、貴方の
  受信能力に応じただけのもの、 を与えてくれるわけだ。
.
     ★ ★ ★ ★ ★
.
対話の相手が与党の人か、対立党の人か、には関り無く、
  自身の信念を、真っ向からぶつけていくサッチャーの、
      「鉄の女」の素晴らしさ、と凄さ 、を、
  映画では最初から最後まで、存分に見せてくれる。 
.
その彼女が引退の前の時点で、与党内部の会議の席で
  隣席に居る与党幹部に向かって、“ジェフェリー”、と
     名前を呼んで意見を述べる場面があり、
  Y君はあの映画の中で、あの人物に対して 
  その様に名前を呼んだ箇所は、あの場面一か所だけ 、
         だったと思う、 と書いている。
. 
  それが本当ならば、その人物のモデルは
       ジェフェリー・アーチャー
であり、
  サッチャーの右腕と言われた、彼にまでも
  別離の意思を述べる切なさ、 を表現

  するのに、その手法を用いたのだろう、  とY君は理解した。
.
しかし、Y君の語学力も相当に衰えていて、怪しいから、
     その推理が正しいかどうかは、分からない。 
  Y君は数年前にも既に英語力の衰えのために、米国入国
  審査のときに不様な失態を演じているくらいなのに、
  老後の隠居生活のなかで、事態は当時よりも更に悪く
  なっている。 当然、その話もかなり怪しい。 
  {▲海外旅行(1):[C-104] [2005/10/29]、参照}
.
但し、彼には、ジェフェリー・アーチャー、及び
  細君のメアリー・アーチャーとの一件: → → →

▲ 仲間の出合った人達:(5)J・アーチャー:[C-133]
仲間の出合った人達:(6)M・アーチャー:[C-134]
  があるので、 信じて良いようにも思う。
.
映画の製作者が、サッチャーとジェフェリー・アーチャーとの
  与党幹部として以外の人間関係の説明を一切省いて、
  (英国人の常識を信じて)、
  ◆引退寸前のサッチャーの心情を、 あの場面で
   ジェフェリーの名前を呼ぶことで表現した、のか、
  ◆Y君の英語力の劣化で錯覚を生じたのか、
        ・ ・ ・ 野次馬としては興味ある。 
彼は、同じ映画をもう一度、今度はその心算で、
    用心して見れば分かるのに、とブログに書いている。 
  私は先日は劇場に入り損ねて、彼のブログを見てから、
    その心算で行くことになったのは、ラッキーだった。
  ジェフェリーという呼び方も本当にその時だけだったか、
  或いはY君が聞き落として居たのか、注意して見て来よう。

.
往年の名画には、同一の作品を何度も見直すと、
  見るたびごとに、前回までは気付かなかったことを
  発見して感動する、 ことがあることを、
  ▲  映画「哀愁」の話:[C-139][2007/5/15]、 にも、書いた。
  恐らく、今回の映画、「マーガレット・サッチャー」、も、
  そうした高度の芸術性を持つ作品なのであろう。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
昨日映画観てきました。サッチャーさんが来日した時に、わたしは学生で講演会聴きにいったのですが、アーチャー氏がにこにこ佇んでいたのが印象的。「旅は、貴方が持参しただけのもの、を与える」深い言葉ですね。ありがとうございます
marmalade
2012/03/31 09:25
あの講演会には学生さんが多くいらっしゃったことを憶えています。 その中のお一人がキャズ君のブログを見ている、ということは、私のドジも読んでいる、なんて、人生は短いけれど、色々なことがあるものですね。
映画については、メリル・ストリーブは適役でしたね。
Y
2012/03/31 11:33
わたしも映画を見て参りました。 ロンドン子の英語にしては分かりやす過ぎるとお思いになりませんでしたか。 このブログを読んで、初めからそのつもりで映画を見たのが良かったです。 それにしても、サッチャーもレーガンも同様な老後を過ごすことになったのは、お気の毒ですね。
Mariko
2012/03/31 13:24

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