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先月末になって突然話題になり、世間を驚かせた問題を、 ピアニスト氏が ▲ 議事録の不在:[A-145]:[2012/1/31] に書いている。 東日本大震災関係の政府の重要会議、 「緊急災害対策本部」などの10以上の会議で、軒並み、 会議議事録が作成されていなかった件、である。 重要な会議に議事録を残すなんて常識であるが、昨年4月に 「公文書管理法」がわざわざ施行され、重要会議の 決定やその経緯について、文書作成を義務付けた。 公文書管理法の1条は「歴史的事実の記録である公文書は、 健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」 と位置づけ、国はそれを国民に説明する責務がある、 としている。 各省庁には公文書の管理担当者も置かれている筈だ。 重要会議の議事録が存在しないとあれば、 明白に責任問題である。 先ず、原発事故直後に設置された政府の「原子力災害 対策本部」は菅首相を本部長として事故対応、 避難区域の設定などを決めた中枢機関なのに、 その議論や意思決定のプロセスを記録した公文書が 残っていない、という。 一年近くも経っているのに、政府の被災者対策が実に拙くて、 例えば、折角努力して被災地に再建した住居に入居 したら、建築資材の関係で室内は屋外よりも放射線濃度 が高くて、住めない状況だ、などという事例がある。 それなのに上述のとおりで、何故そのような馬鹿げたこと が生じたのか、責任を問う術がない。 . こういう事例が余りにも多いので、ピアニスト氏ではないが、 『当初の議事録に類するものを表に出したくなくて、 役所が「議事録は作成されなかった」ことにしたのだろう』、 との疑念も生じるのである。 いや、実は私もピアニスト君と同じで、それが現実だろう と考えているし、世間では同様な考えの人が多い。 此処までの政府への不信が広がってしまったことは、 昭和20年以来67年ぶりである。 昭和19年末の日本の敗戦が誰の目にも明らかになって からでも、台湾沖航空線の成果の虚報が信じられたから レイテ沖海戦へと事態が進行した。 しかし流石に昭和20年になると、 日本の勝利を考える人間は殆ど居なくなっていた。 その頃と同様な政府への不信が、21世紀のわが国に 定着してしまったのは、 本当に不幸なことである。 |
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再度、“文系と理系”
▲ 福島原発の事故処理(3):[B-152] に述べた文系と理系の問題は、私の主観ということでなく、 誰の目にも明らかな型で、表面化してきたのには、 私自身が驚いた。 ...続きを見る |
佐久間象川 2012/02/05 02:03 |
歴史の危機
前回の記事:▲議事録作成せず?:[C-271] に「此処まで政府への不信が広がってしまったことは、 昭和20年以来67年ぶりである」、と書いたところ、 「歴史の危機」という言葉を教えられた。 所載のコラムは、恐らく経済学関係者の間で使う言葉を用いた 一文なのだろうが、私にとっては従来知らなかった用語 を知ったので、メモを残す。 ...続きを見る |
変人キャズ 2012/02/05 04:06 |
大学生の学力(2)
前回の記事に見た様な大学生の質の低下、特に理系の 極端な低下があっては、既に以前のように 「資源に恵まれない土地柄だが、技術立国で社会を 成り立たせて行く」、ことは出来ない。 電子産業も自動車も世界での優位は、過去の話となった。 しかも、政治家も官僚も、この非常事態の認識が無くて、 手を打とうとする動きが出てこない、のを危惧して、 我々の仲間は何度も、ブログにそのことを書いてきた: . ▲[A-99]: 日本の非理系風土:[2009/7... ...続きを見る |
変人キャズ 2012/02/26 16:59 |
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