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zoom RSS 60年前の回想(5)

<<   作成日時 : 2010/04/14 07:14   >>

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此処に書く内容は、一口で評するならば、“蛇足”、である。
     蛇足を描くのは、プライドを持つ人間は、すべきでないこと。
それを承知の上で此処に書くのは、私が老化したから、 でなない。

▲ 60年前の回想(4)、 のブログ記事の文中に、 あの雑誌から
       『日米交渉当時、アメリカ局長であった吉野氏は、
        政府側証人として、宣誓の上で、 密約を否認した。
           が、昨年12月頃から、取材に応じ、
       吉野氏は密約の存在を認めた。 ・・(中略)・・』
  と、いう部分を、引用するときに、
      これは、大変なこと、 が書かれているが、
      現代日本人には、ことの重大性が、理解されるだろうか
            という懸念、を感じた。

 「ウソを吐くなんてことは、大した問題じゃない」、
           と放言した、小泉純一郎、以来の、
      漢字の読めない麻生、までの歴代首相が、 生まれ育ったのは、
           今から60年くらい前のことだった。  それを思うと、
 それら恥知らずの世代に対して、モノ言うには、 こちらも
          60年前の、“人間としてのプライド”、は捨てねばならない、
      と考えての、野暮を承知での、“蛇足”、である。

★ ★ ★ ★  ★

『宣誓しての発言』、 という行為に対する、
     欧米と日本の感覚の相違を、仲間の誰かが書いていたのだが、
     どこに在ったのか想い出せないので、引用出来ないのが残念である。

 ケネデイーだったか、レーガンだったか、 米国大統領が、
     どうしても議会で、嘘を言わなければならぬ事情、 のために、
     脂汗をたらたらとたらしながら、『宣誓しての発言』、 をする場面を
                 ニュース映画で見て、
     日本人との文化(宗教的素地)の違い、 を感じた話であった。

国会の、宣誓しての証言で、誰が見ても明白に嘘だ、と分かる場面で、
     「記憶に御座いません」、を繰返しても、日本人にとっては、
            せいぜい、“図々しい野郎だ”、程度の見世物である。
     「ウソを吐くなんてことは、大した問題じゃない」、と、
             小泉首相が国会で発言しても、
         議員の間から懲罰動議も出ないし、  マスコミは寧ろ、
         その態度を評価しているような、お国柄なのだから。
   (参照:▲国会証人喚問を見て思う(2)、 ▲国会証人喚問を見て思う(3)

私が心配なのは、 日本と欧米との間で、 そのような相違が有ることを
               現代日本人が知らないこと、 である。
      「国際化」、なんて気楽に言う連中は、
               ファッションには敏感でも、 文化には無知である。
          小学生に英語を教えるのが、 「国際化」だ
               と思っているレベルの連中だから。

★ ★ ★ ★  ★

現代日本では、 見識を持つ人間集団と、 権力を持つ連中の集団とは、
             別の集団世界、 であることを毎回感じていたが、  昨日、
  木村盛世、のウェブサイト (http://www.kimuramoriyo.com/)、
        を見ていて、驚いた。

15年前の地下鉄サリン事件、では、
     素人集団が、 初めてのバイオテロ、 を行った事、
                に対して、 世界は愕然とした。
    この事件をきっかけに、 米国CDCは、バイオテロ部門を設立し、
       WHOは、2007年のWorld Health Reportで、
               バイオテロの脅威を各国に警告。
  ところが、
      当の日本は、 海外から、 「日本ですごいことが起こった」
         と聞き、  オウムによるバイオテロ、の事実を、知った


     知った後も、 現在に至るまで、 何の対策を講じてない。
         (厚労省の危機管理専門官は、 課長補佐レベルで、
              政治家とか、高級官僚とか、マスコミとか、 と違って、
          有事の際、 一人でヘリを飛ばす権限もない)                      
  ・ ・、と 木村ブログ、に書いてある。

★ ★ ★ ★  ★

ブランド品購入や観光目的、でしか、海外に行かない人
                  には、 分からないだろうが、
   人間的接触を通じて見る、欧米人の心の奥底、を支配する、
        キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、など、一神教の信仰を
        基礎とする文化、  には、時として驚かされる場面、がある。

私自身は30年ほど前に、滞米中に見て、感銘を受けた出来事としては、
     @、 ワシントンでの航空機墜落事故、の時の感動と、
     A、 創造科学論争、 であった。
Aについては、
     ▲ 「米国だより H」  :[C-78]:[1982/4/9][2005/9/11]:
                     に書いた。
   その件については、私自身は、科学技術者の一人として、
         勿論“進化論”を信じている。   しかし、
   どちらを信じて生きることが、人間としての幸福、なのか 、は、
           その後も、 結論が出せないでいる。

★ ★ ★ ★  ★

そこで、『吉野氏は、政府側証人として、宣誓の上で密約を否認していた。
      が、昨年から、取材に応じ、吉野氏は密約の存在を認めて
                 ・・(中略)・・、 
      当時の佐藤総理が、ニクソン大統領に不誠実であったがために、
   日本が外交上、経済上、莫大な損失を蒙った事実、 を、
          吉野氏が反芻したのが、
     密約について語る心境になった理由、 だな、と推理した』。
・ ・ ・ ・ ・ という、前回の記事に、 蛇足の注釈
     を付ける気になったのである。


1946年以後の日本では、 自身の発言・行為に責任を取って
              自決した人間は、二人だけである。 、しかし、
その前年 1945 年までは、 社会的地位の高下に関係なく、
       自身の行為には責任を感じ、 それに背いた場合は
       切腹などの方法で、自決するのが当然、とされていた。


            これを書くのも、 蛇足であるが。 


            ★ ★ ★ ★  ★ ★ ★ ★
◎「60年前の回想」、記事リストと、 ◎異種・同様なリスト、 の紹介が、
▲[C-211][2010/4/27] 60年前の回想(9)     の文末にある。

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