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zoom RSS 死刑制度の議論

<<   作成日時 : 2007/11/16 00:39   >>

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死刑制度の議論が行なわれる度ごとに、
   気持がイラつくのを感じて、どうしようもない。
先日の毎日新聞(2007/11/11)、“闘論“欄に、
「死刑制度を問う」のテーマで、二人の法相経験者(鳩山邦夫、佐藤恵)の、相反する主張が、対比して掲載されていた。



ことの発端は、過日の鳩山氏の「自動化発言」で、又しても死刑制度そのものの議論に火がついた事である。

 鳩山氏は、
「前任者の(長勢甚遠)法相が10人の執行命令書に署名し、その前任であった(杉浦正健)法相がゼロであったのを見て、
時の法相の考え方で執行が左右されるのはおかしい
と考えての、「自動化発言」であったが、誤解があるので、と説明している。:
  @法の定める所では、死刑は確定判決が出てから半年以内に大臣が執行を命令する事になっているのに、現実には平均7年掛かっていること、
  A死刑が持つ殺人犯罪予防効果、
  B先日の鳩山発言に賛成の国民が84%も居た事実、
その他の論点に立って、説得力のある議論を展開している。


これに対して、佐藤恵氏の議論は、実に非論理的であり、
このような人物が大臣の地位を占めていたことに、
私は憤慨せざるを得ない。


個人的意見として、死刑制度に賛成であろうと、反対であろうと、誰しもそれは全く自由である。
また、それが意見などという段階を超えて「信念」になっていても、それも自由である。

但し、個人的な一つの「信念」を持つことと、社会的職責を引き受けることで、論理的に矛盾があるのは宜しくない。
特に一般庶民が生活の糧を得る為に不本意な仕事に就くのとは違って、責任のある政治家が、特に「法相」が、自分の趣味・嗜好で、
 「法律を無視して」、勝手なことをするのは、
絶対に許されない事である。



このことに付いては、一年前に、
   ▲感度の有無(7):小泉内閣
に書いて置いたので、同じことを繰返さない。



何時も、この手合いの人権屋を見て感じるのは、その想像力の貧困さと、独善である。

毎度繰返すように、日本の裁判所で死刑が宣告されるような人物に依って被害を受けた人の無念さを考えられぬ、想像力の貧困。
自分が気楽に支給される大臣の多額な俸給を作るために、ワーキングプアーの私が税金をむしり取られる悔しさを思わぬ独善、の事である。

この佐藤恵という人物は、自分が法相に在任中に、法務省幹部から執行命令書への署名を求められて、それを拒否した事、つまり法律を踏みにじった事を、自慢げに書いている。

この“闘論“欄に掲載された文章を見て、
私はこの人にも、在任中の俸給を全額返納する事を求めたい
それと同時に、その人の信条によって適用法律を分ける佐久間氏の提案:
▲性悪説論者の弁(4)性悪説論者の弁(4):[B-51]、
 を、国民全体で真面目に取上げて、考えてみるべきだと思う。

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佐久間象川
2012/04/04 09:39

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