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zoom RSS 因縁?、仏縁?、分らぬ事・・後日談

<<   作成日時 : 2007/07/11 05:58   >>

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★[2007/6/15]  「美しい国」を作るための提案(6)
★[2007/6/20]  因縁?、仏縁?、分る事、分らぬ事
   の、後日談である。
 マンションの高層階でエレベータを呼んだが、その前に薬物とアルコールを服用して居て、急激に倒れた若い女性を、Y君が救護したのは、6/11の早朝であった。

 その後、この女性がどうなったか、知る由もないままに
               一ヶ月が経過した。
 ところが、先日7/8(日)に、Y君はその女性と再会した。


前にも書いているとおり、 Y君の住むマンションのエレベーターは、
    同一停止階を12世帯の利用者が、共用する構造になっている。
年齢、家族構成、職業、生活スタイル、などがまちまちであり、
    住民同士は殆ど、面識がない。
面識があっても、数ヶ月に一度、或いは、2,3年に一度しか逢わない、
    という事が多くて、逆に言うと同じ人に出会うことは滅多にない。

それで、先月に遭っている若い女性と、一月も経っていないのに、
   また出逢ったのは、確率的にかなり少ないこと、が起こった

と理解して頂きたい。

事実、Y君は従来この女性を、(あの一件以前には)、
                  見たことが無かった。
 それで、マンションの住人か外部の人かも、分からなかったのであった。
相互の住居の階が、前回に説明したような関係なので、
   先日7/8に、Y君が乗ったエレベータが降りていって、
   彼女の住居の階に停止した処で、彼女が乗り込んできた。
他に乗客は居なかったので、彼女は乗り込むときに、Y君に
   軽く目礼をして乗り、そのまま扉の方を向いて立った。
つまり、Y君には背を向けて立ったまま、一階まで降下し、
   そのまま無言で別れた。

もう少し年配の人間同士だと、同じ箱に乗り合わせた場合に、
   天候の挨拶等、軽い会話がある場合もある。
が、年齢差、異性、という事の他に、彼女としては他の思いもあって、Y君に背を向けて経っていたのかもしれない。


あのような事があったので、Y君には彼女だという事が、直ぐに分った。
一方、彼女の方は、自分を救護してくれた人の、名前も顔も知らないのである。


 泥酔程度であるならば、相当に多量に飲んでいても、倒れたところを
     揺り動かせば「ウン」とか、何とか反応が有るものだ。
 彼女の場合は、(恐らく、飛び降りて死ぬ心算で)薬物を服用したうえに、
     酒を飲んでいたので、Y君が揺すったときに、
「ウン」でも「スン」でもなく、一切の反応無しに目をひん剥いた状態だった。
 当然、Y君の顔には記憶はない。

しかし、恐らくは彼女も、現在元気で外出するところを見ると、
   救急の処置が早かったために一命を取りとめ、
   無事に生活復帰が出来たのであろう。
 そして、彼女も多分、上層階の誰かが救急車を呼んでくれたことを、
   聞いているであろう。 
それが誰であるかを知らないにしても、 彼女にしてみれば、
   自分の住居よりも上の階からエレベーターに乗って降りてくる人間は、
   全て、「その人」、である可能性があり、 要注意である。

先日の再会した時に、一応目礼して乗ってきた所を見ると、
   決して無神経、無作法な女性ではないだろう。
すると、なおのこと、上層階から降りてきた人が、
   ひょっとして先日世話になった人かもしれない、との思いで、
   エレベーターの中では殊更に、Y君と対面せずに
   背を向けていたのかも知れない。

その様に彼女の心根を推し量ったY君は、なおのこと不憫を感じて、
  あえて無言を通して、そのまま知らん振りで別れた。


 ★ ★  ★ ★  ★ ★ ★ ★
 
因縁?、仏縁?、分る事、分らぬ事、に書いたように、
私も老齢になったためか、(或いは、幼少時に佛都と呼ばれるような地方都市で育った為か)、因縁とか、仏縁、とか、人知を超えた機能を感じる。
人間の知恵では見えないが、人間よりも、もっと高等な生物ならば理解出来る、何かがあるのではないか、と感じる。

上記の様に、滅多に同じ人と出会わないマンションのエレベーターで、先月の出来事から一月も経たないのに、Y君が女性に再会したことが、私には神の意思のように感じられるのである。
彼女は助かったのだよ、と、人間どもは教えてくれないが、
  神様がそっと、Y君に教えて安心させてくださった、ように思えるのだ。


一方彼女は、あの日に救援の手配をしたのが
     Y君だということを、今でも知らない。 
まして、Y君夫人が、前夜、偶々疲労していてゴミ捨てに行かなかったために、

平常ならばその場所に現われる理由は無かったY君が来て、結果的に、
その様なことになったことなど、全く知らないのである

若しも、Y君が行き逢わさなかったら、早朝出勤の会社員も未だ
   暫くは現われないし、彼女は其の侭死亡していた、と思われる。

このことは一連の連鎖として、私共には実に偶然に見える。
しかし、神仏から見た場合はどうなのだろう。

この若い女性は一生、このことを知らずに居るだろう。
我々人間なんて、自分では結構何もかにも判った心算でいても、自分では知らない筋書きに依って、生死までもコントロールされているのだろう。


彼女が今後の人生に於いて、若しも生きていて良かったと思うようならば、Y君が良いタイミングで其処に現われたこと、Y夫人が前夜、疲労したことが、幸運であった。
そうなるのか、そうではなくて、矢張りあの時にあの儘死んでいた方が良かった、となるのかは、とても、人知では分らない領域の話である。

また、電車の中で隣席に座った人が、私自身は知らないが、実は、何かの時に私の命を救ってくれていたのだ、ということも有り得る、
とか思うと、他人様にも礼儀正しくしていないと思ったりもする。

孫悟空でさえ、お釈迦様の掌の中で踊っただけである。
私等には、本当のことは、何も分っていないのだろう。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
「美しい国」を作るための提案(6)
Y君はマンション住まいである。 其処のエレベーターは、同一停止階を12世帯の利用者が、共用する構造になっている。 年齢、家族構成、職業、などがまちまちであり、生活スタイルが異なる事もあって、住民同士が必ずしも、面識があるわけでもない。 ...続きを見る
変人キャズ
2007/07/12 02:48
因縁?、仏縁?、分る事、分らぬ事
私も老齢になったためか、(或いは、幼少時に佛都と呼ばれるような地方都市で育った為か)、近頃になって、しきりに、 因縁とか、仏縁、とか、人知を超えた機能を感じる。 ...続きを見る
変人キャズ
2007/07/12 03:02
因縁?仏縁?・事件。と自殺心理
▲因縁?、仏縁?、分る事、分らぬ事、の後日談の、更にその続きである。 あの記事に少し触れておいたが、あの自殺願望の女性はマンションの上から飛び降りる心算で、薬物と酒を飲み、高層階の通路まで一旦上がってきていながら、自分自身に言い訳となる用件を拵えて、下の方にもう一度行こうとしたに違いない、とY君と私は推理した。 ...続きを見る
変人キャズ
2007/08/20 23:59
65年間の回想(5)
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2010/06/01 03:50

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
変人キャズ様
小生の記事に、貴殿の記事「因縁?、仏縁?、分らぬ事・・後日談」http://kyaz.at.webry.info/200707/article_2.htm
をTBして頂き、有難うございました。
大変、興味深いお話をお聞かせ頂き、本当に有難うございました。
我々はただ平凡に毎日を生活し、何事も無く過ごしておりますが、人知では知りえない何らかの力でお互いに知らず知らずに関係を持ちながら生かされているのかもしレません。それに偶然のこととは言え、Y 氏の奥床しい行為には、感動いたしました。小生であれば、その女性に自分のした行為を次げているかもしれません。そして同じ過ちを犯すことの無いように何かの相談に乗っているかもしれません。相されない所にY氏の奥床しさがあるのかもしれませんね。
東郷 幹夫
2007/07/11 09:23
「歴史にIFがあれば」とは言い古された言葉。しかし「人生にIFがあれば」と言った実感をこの例に深く感じる。彼女は隣に立っている人が自分の命の恩人とは気づかずに立っていた事は間違いない。「袖摺り合うも他生の縁」とは仏教用語だが、神仏のお引き合わせが彼女の命を救ったのか、彼女の与えられた命運がそのような巡り合わせを演じたのか。
 今昔の今のあいまい薺粥   栄治
 平穏は無音に似たり石蕗の花 ゆき
 生きてゐる証し花野の風に立ち
Alps
2007/07/11 11:18
変人キャズ様
貴殿の記事「因縁?、仏縁?、分らぬ事・・後日談」http://kyaz.at.webry.info/200707/article_2.html
を小生の記事にTBしていただきましたことを、御礼申し上げます。
確かに、貴殿の言われるように、この世は人知を持ってしては推し量れない何らかの「えにし」で繋がっているのかもしれませんね。
それにしても Y 氏は例の女性に立派な功徳を施されたことになります。そして、その行為をその女性に明かされなかったことは、奥床しい限りです。貴重な命を人知れず助けられたのですから、「どうかこの女性に幸あれ、かつ二度と同じ過ちを犯さないように」と祈るのみです。
久しぶりで心の洗われる思いがしました。どうも有り難うございました。
東郷 幹夫
2007/07/11 13:25
東郷様、コメントを有難う御座います。
元々は、消防署、警察、マンション管理センターの対応の悪口を書いた心算が、
美しい国・・(6)[6/15] → 因縁[6/20]
   →今回記事、と内容継続したのでした。
この様に東郷様にお褒め頂くとは思っていませんでした。
Yも喜ぶと思います。
変人キャズ
2007/07/12 02:06
キャズ君の意見とは違って、私はY君は喜ばないと思います。 私等の昔の常識のように、その若い女性に、誰が助けてくれたのかを素直に教えてやれば、彼女もエレベーターに乗る度に上の階から来る人におどおどする必要はなかった。Y君も「奥床しい」と褒められるよりも、彼女がこれからの生活をのびのびと生きていけることのほうを、嬉しく思うのだろう。
警察や消防署のバカのために、彼女も、Y君も、余計な重荷を背負わされただけだと思います。
二人のピアニスト
2007/07/13 14:16

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