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zoom RSS 仲間の出合った人達:(6)M・アーチャー

<<   作成日時 : 2006/09/12 19:13   >>

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「出合った人:ジェフェリー・アーチャー」、の話に引き続いて、メアリー夫人の話をする。

★ ジェフェリー・アーチャー夫人であり、ケンブリッジ大学の美人教授として有名だったメアリー・アーチャーが、初めて日本に来た時に、Y君が東京天文台の近くに在る古刹、深大寺の植物園に案内し、昼飯に蕎麦を食べながらの会話は、Y君としては合格点の範囲であった。

この時メアリーは、鉄の女サッチャーが当時、ローソン蔵相の辞任で政権発足以来最大の危機に見舞われたのに、彼女を支えたのは、家族の愛情だった、良い仕事をする人は足元の家庭が大切だ、と話していた。

後から思うとその話題は、その後、幾許も無く世界のマスコミを騒がせた、いわゆる第二次アーチャー・スキャンダルの騒動の時に、夫ジェフェリーを助けて復活させた、彼女自身の行動を暗示・予告するものであった。


★後のことになるが、その86年のアーチャー・スキャンダル騒動では、事件を報じる、世界中のテレビ局の画面にメアリーが映って、取材陣に対応する姿が流れた。
その時、Y君は昼間の業務中であり、テレビを見ていなかった。
然し、知人のK氏からの電話で「今、メアリーがテレビで・ ・」、と、緊急連絡を受けたY君は仕事を放り出して、テレビの置いてある部屋に駆けつけて、ニュース報道を見た。
ニュースを見ながら、彼の頭に閃いたのは、この時に聞いたサッチャーのピンチの話、であった。

★深大寺でお蕎麦を食べながらの、メアリーとの話の中味。 其処まではY君としては上出来であった。
が、その後から、例に依ってドジが出る。
夕方まで深大寺で過ごして、さあ、それからどうするか、である。
Y君は、最近もブログに、『昔のダンスホール(3)』、を書いている、『ピアニスト』、の仲間であるから、先ず足の赴きそうな場所は、東宝ダンスホールといった類の場所である。
画像


あのケルト美人のアーチャーを連れて、その種の所に行くのは、男性としては夢のまた夢である。
然し、その強烈な誘惑に耐えて、流石に、その様な不良の溜まり場を選ばなったのも、彼としては上出来以上であった。


 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

★結局、無難な場所として、ホテル・ニューオータニの最上階で回転する展望食堂に案内した。
会話は弾んで、彼がロンドンに行った時の思い出話などになった。
ヴィヴィアン・リー、ロバート・テイラーの出演した映画「哀愁」に絡んだ話題として、ウォーターロー・ブリッジを訪れた話、などをしている間は無難であった。

ロンドン塔の話になった
あそこでは、衛兵スタイルの案内人が大きな声で説明をしてくれているが、英国の歴史を知らない私共には、ヘンリー何世が幽閉されたとか、リチャード何世が処刑されたとか、説明されても、全然分らない、と正直に話した。

Y君の頭の中には、忠臣蔵の義士銘々伝を聞かされても、外国人には分らないのと、同じだ、との想いが有った。
然し、その説明をするのには、彼の語学力は不足であったので、ロンドン塔での説明は分からなかった、という処で、話を打ち切った。


ところが、メアリーは、「それならば、私が英国史を簡単に教えて上げましょう」と言った。
此処で、Y君は「ノー、サンキュウ」と言うべきであった。
言うべきことを言わなかった咎めは、惨憺たるモノであった。

あの食堂が2回転以上回る時間の間、メアリーは英国史の講義を延々と続けた。
多分、一回転に要する時間が一時間くらいだと思うから、2時間余りに亘って、Y君は格別に興味が有る訳でもない、英国史の講義を聞かされたのであった。



如何に自分の国の話とは言え、全く専門外の歴史の講義を、準備もなしに即席で行なう、メアリーの教養にただただ呆れるだけ。
何一つ自分の知識にプラスする事もない、時間の浪費をしたのは、一言「ノー」を言えなかったY君の自己責任であった。

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映画「M・サッチャー」
只今大好評で上映中の映画「マーガレット・サッチャー」を、   昨3/26日に、Y君が見てきて、感動の心情をブログに   書いている。   実は、私の方が先に、その二日前に見に出掛けた   のだが、満席で入場できなくて先延ばしにしている。 . Y君のブログが、一般相手には非公開になっているのを   残念に思ったことは、以前にもピアニスト氏のブログ撤退   事件の有った時にもあったが、今回の映画感想記事   を見て、又しても同じ思いをした。  我々友人たちの間だけで留めて置... ...続きを見る
変人キャズ
2012/03/27 21:25

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
No,と言わなかったばかりに、美人の才媛と2時間余に渉って展望食堂に居ることが出来たのは羨ましい話と傍観者は思う。
Alps
2006/09/13 09:28
Alpsさま、
美人が、日本語ならば、良いのですがね。
変人キャズ
2006/09/13 15:23
記事を楽しく拝見させて頂きました。
あのアーチャー夫妻に会われたお仲間をお持ちとは素晴らしい。
個人的にジェフェリー・アーチャーの小説はあまり好みではありませんが、奥様はなかなかの賢夫人のようですね。
アーチャーを同じ英国人作家のフレデリック・フォーサイスは来日時、「スーパーの開店式にまで顔を出して、サッチャーに気に入られるようにしている」と揶揄した事がありますが、奥様選びではフォーサイスより賢明です。
mugi
2006/09/14 22:19
mugi様の様に読書量が膨大であったら、Y君もロンドン塔のような話にならずに済んだのだが、何しろ私共の仲間は、遊び人ばかりだから、お恥しいです。
記事には書かなかったが、そのニューオータニからホテルに帰ってから、アーチャーが書いた便箋2枚のY君宛ての手紙の一件があります。そのコピーを私も持っているので、また、機会があれば、・・書くかも知れません。
変人キャズ
2006/09/15 03:40

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