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zoom RSS  社会的忘却のメカニズム(3)

<<   作成日時 : 2006/06/29 13:09   >>

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何かの機会に、郷里の市役所とか県庁等のお役所等から、分厚いアンケートを送って来たりすることがある。
紳士録とか、新聞社の人名録などから、地元出身者で、それなりの意見を持って居そうな名前を、数十乃至数百名ピックアップして、地元の振興策とか、将来ビジョンとかに就いてのアイデアを求めて来るものである。
自分の郷里のことだから、少しでもお役に立ちたいと思い、私は多忙な現役時代にも、必ず返答をして来た。
大抵の場合には、アンケートの集計結果などを報告して来てくれるので、現実の政策として地方行政にどの様に活かされたのかの報告はなくても、それなりに不平はなかった。

その様なことが有るので、お役所の窓口として、政策ビジョンを吸収するための、部署の名称、担当者の名前、は此処だと承知しているつもりである。

処で、送られてきたアンケートへの返信でなく、何かの機会に、
こちらからの提言を、役所のこれ等の窓口、や、担当者に送っても返答を貰った事はない。  反応は常にゼロである
これを、裏から見ると、表向きの仕事としてアンケートを送り、我々に手間暇かけた返答を求めて置いても、現実に、それをどれだけ活かしているのかは、誠に疑わしいとなる。


馬鹿馬鹿しいから、今後はこれ等の返事にエネルギーを割くのは、止めようかとも思う。


★[C-120]:社会的忘却のメカニズム(1)、に書いたように、各地で、歴史的に含蓄の有る地名が、全く安っぽい語感の町名に、変更されている例が非常に多い。
私が以前に居た早稲田近辺ならば、文京区や、神楽坂から高田馬場などが、惨憺たるモノになった。
それは、明治・大正の著名な文豪の作品など読んだ事のない、程度の悪い、末端の小役人に依って安直に消し去られるためだ。
地元の学校の先生など、学識は有るが政治的、経済的力量の無い人などが、地元広報誌に反対意見を述べても、相手にされないのを当時見ていて、虚しさを覚えたのを記憶している。


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★[C-106]:海外旅行(3)に書かれている、M女史の話は、私にとっては大変な驚きであった。
地元出身者に、この様な凄い人が居る事を知って貰おうと思って、私は、上記の郷里の市役所、県庁等のお役所の窓口担当部署に連絡した。
然るべき機会に、広報誌にでも載せて紹介して貰えれば、と願いを込めてのことである。
結果は全くの無反応であった。


実は、その以前にも同様な、こういう経験があった。

歴史と名将」という、かなり古い本が有る。

著者の山梨勝之進・海軍大将は学習院院長も勤めた開明派の人物である。
この本にはネルソンとウエリントンが、その生涯で一度だけ出会った時の感銘深い話等も有るが、何しろ古い本なので現存する人達で読んでいる人は少ないのではないかと思う。
偶々この本を目にした私は、知らない話が多くあるので驚いた。

▲書中に、北村建信陸軍少佐の話があった。
本の著者が、日本の「戦争の歴史」で最高の戦争と評し、大層力を入れているのが、川中島合戦である。 大抵の戦争は、一方の将軍が優れていると、相手側の指導者がお粗末なボンクラで、余り面白くない。
まったく例外的に、双方が極め付きの優秀な将軍であり、それが秘術を尽くして闘ったのが川中島合戦で、軍事的に学ぶべき事が非常に多い、と山梨大将は絶賛している。
そして、その戦史の記述で、最も信頼できる資料として挙げて居るのが、北村少佐の著書である。 北村少佐は日清・日露戦争にも従軍した軍人で、川中島合戦の地元の塩崎の出身、だという。

郷里の出身者に、この様な人物が居る事は、私には初耳だったので、上記の郷里の市役所、県庁等のお役所の窓口担当部署に連絡した。
然るべき機会に、広報誌にでも載せて紹介して貰えればと、願いを込めてのことである。

結果は全くの無反応であった。  M女史の件の連絡が沈没したのは、従って私には二度目の経験であった。



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★佐久間象川先輩が、[B-42]:「縁」に就いて(1)松代の三山、を書いて、
 松代の三山の業績と、その末裔の奇縁の話を紹介している。

現在の若い人達は、恐らくこの誇るべき大先輩の事を知らぬであろう。

出来れば市役所の出す広報誌にでも紹介して貰えれば、と思って、私は手紙を書き掛けたが,最早バカらしくなって止めた。
二度あることは三度ある。  結果は見え透いているから。


{註:冒頭の、送られてくるアンケート類が市長名であり、当方からの提言も、宛名は市長名にしてある。 アドレスだけを当該部局名にしてある。 敢えて補足しておく}

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