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zoom RSS 若林亜紀氏の記事

<<   作成日時 : 2006/04/22 05:18   >>

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週刊新潮:2006/4/27号に、若林亜紀氏の書いた文科省批判の記事が載っている。  私はこれを読んで、大層嬉しく思った。
理由は二つ有る。

一つは、「ホージンノススメ」以来、秘かに声援を送ってきた、若林さんが、この記事に依って、ジャーナリストとしての幅を拡げた事、である。

週刊誌にテレビに、ライターとして大活躍してきた若林さんだが、そのお仕事ぶりを高く買っている我々の老人グループで、いまひとつ、不満を感じる所があった。  若林さんの正義感と迫力を眼にするほどに、その不満について、グループで話題が出た。  それを、佐久間先輩が代弁して、我々の気持を伝えてくれた。
それが「「ホージンノススメ」へのコメント 」の中の一節である。 一寸長くなるが、次に引用する。

若林氏がどの様なテーマを手掛けるかは、ご自身の決めることで他人が口を挟む事でない。 が、老人のお節介で希望を申上げるならば、余り仕事の守備範囲の間口を狭く絞ると、マイナスもある、とお考え頂きたい。
具体的には、官僚の無駄な予算の浪費指摘も重要だが、それだけでなく、官僚の仕事により、社会に害毒を撒き散らしている事実も、追求して頂きたい。

「若しも、官僚が本当に有意義な仕事をしてくれるならば、民間の給与の10倍の所得を与えても良いし、公務員住宅が家賃無料でも良い」、とまで私は思う。

実態は逆である。 それどころか、多くの局面で社会に害悪を流している。
この事の方が、役に立たない所に予算を無駄遣いをすることよりも、問題は大きいと
私は思う。


 それで、以前に「給料も、年金もそのままで良いから、仕事をしないで居てくれればいいのに」なんて事を書いたこともある。
官僚の、予算の浪費、過剰な処遇、などの追及は勿論大切だが、流す害毒の問題も取上げて頂きたい、のだ。

私見では、現代日本の社会悪の根源に教育問題が有り、ここまで教育を歪めたのは、文部行政。 中でも、「センター試験」制度と、蛸足大学の創設、だと思う。

 そして、マスコミ等では従来指摘されていないことだが、その根源が文部官僚の天下りへの陰謀に起因する。
 「センター試験」も蛸足大学の創設も、それが良いとか、悪いとか、技術的な面での議論は従来もしばしば繰返されてきましたが、その存続の本質が文部官僚の、天下り先確保等の目的、役得に起因する事の追及が、全く行なわれて居なかったのが、残念だった。

以上が、「ホ−ジンノススメへのコメント」の引用である。
今回、若林さんが、役人の公金浪費の問題を踏み出し、行政の内容追求の方向に向かって、初めてのお仕事を見せて貰ったのが、喜ばしい。



今回の週刊新潮の掲載記事を見て嬉しく思った第二の理由は、役人の名前を実名で挙げている事

従来、兎角メデイアは、行政官庁の行為を報道する時に、担当部局の名前で報じていた。
「○○局××課」、がこの様な決定をした、と書くのだ。
然し、時間の経過の内に、その決定が誤りであったことが明らかになっても、その時には実務担当者が変わっている。

その時点でその部局を担当している人間は、口頭で謝っても、「それをやったのは、俺ではない」、という顔付きで、口先だけ、「申訳なかった」、と言葉を述べる。

「○○局××課」、という生き物がいる訳でないから、その時点の人間が、深刻に事態を反省するということは全く無い。
運の悪い時に、この部署に来た、という顔がありありと見える態度で、 当人は痛くもかゆくもない。

何時も気軽にミスを繰返す原因は、この無責任さに有る。
ところが、今回の若林氏の記事では、誰の責任で、どのようなことになったのか、と書いてある。
これは素晴らしい事、殆ど、画期的と言ってよいことだと思う。



例えば、前項の例で言えば、普通は大学内部で若手が教授に昇進する時には、発表した学術論文の数等が問題にされる。
ところが、新設大学や学部を作って着任した文部省官僚のOBの教授には、学術論文等全くない者が居たりする。  こういう問題は、具体的な人名が表面に出ることにより、世間からの追求が行なわれて、是正されるようになる。
それが、ひいては、無用な(天下り用の)蛸足大学の誕生の無駄を無くす道になるに違いない。

「掛け声行政」、が駄目な事は、小泉政治で明白になった。
[官から民へ]、という心地よい響きのスローガンの下から、無責任な、「民間耐震建築審査機関」、が生まれる。
[個人名の追求]で「誰がやったか」、を追求し、責任を取らせる事が、今後の政治・行政の改革で尤も大切なこと、と私は信じている



兎も角、今回の週刊新潮の記事は、私にとって言いようのない嬉しいものであった。 どうかこのライターの、今後益々のご活躍を願う。

付記:佐久間先輩の書いている[ ブログ開設一年を振返り、{4}NHK問題:(2) : [2006/04/19]]:に紹介されている、週間ポスト 05/3/11 号の、「NHKによる、言語道断な青田買いの話」のライターも若林さんであった。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いろいろありがとうございました。キャズ様のブログもヒントになりました。
明日発売のアエラの記事も、キャズ様のご主張どおり、きちんと働いてくれれば許せるけど、そうでない大使の豪邸調査です。
若林亜紀
2006/04/23 18:58
教育問題をあれだけ本格的に追及した若林氏は「若いのに、凄い」というよりも、あんな人達の所業を報道してこなかった新聞、テレビは何のために有るのだろう。(視聴料を取るのが仕事であって、報道することが目的ではない、と考えているに違いない)。
痩せ蛙
2006/04/29 02:10

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