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zoom RSS (独り言96) 「低温核融合」

<<   作成日時 : 2005/10/03 05:17   >>

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低温核融合                     89.10.9
                            [A11,F]−18−

問題の常温核融合の、一方の火付け役のフライシュマン、ポンス両教授が来日した。  改めて思えば、低温核融合の騒ぎは発端から未だ半年にしかならない。  随分と時間が経ったように感じるのは、ドラマチックな出来事が多かったからだろう。  いろいろと書きたい事は多いが、二、三だけ。

              [◇]

 @ ジャーナリステイ ックに始まったこの問題に就いての、最初の本格的な会議と言って良いサンタフェの会議の参加者の報告を見て面白いと思ったのは、 この会議で多くの報告が有ったのに拘らず、
肯定側、否定側共に、他人の報告を聞いて、これにより意見を変えた人は居ない、 
との話である。

少し前に、ある民放テレビ局が、原発の賛否を巡る長時間討論会を徹夜で放送した。  推進派、反対派ともデータを示し論理を尽くして、数時間の議論を展開した。  その締括りの塩田丸男氏の発言が面白い。
「只一つ確実なことは、参加者、視聴者を含めて本日6時間の討論により、賛否についての自分の意見を変えた人は一人も居ないことだ」
、と。  サンタフェ会議の報告は、この塩田氏の言葉を思い出させる。


               [◇]

 A 学会ではこのように頑固な科学者たちであるが、
新聞に追試成功の報道があると同様な成功例が経て続けに多く現れ、 否定的な報告が出ると、それがまた続く
、のは面白い。


 B 最初の報告の一つであるジョーンズの論文には、重水の中に鉄塩など非常に多種類の不純物を添加している。  これを入れることがポイントで、入れないと核融合が起こらない、 と書いてある。
ところが日本のある指導的な科学者は、 水の電気分解に多少とも知識があるなら、この種の不純物をを取り除くのが常識だ。  逆に、わざわざこんな物を入れる原著者は,物知らずだ。  自分の「追試」ではちゃんと精製した重水を使用している、 と研究会の度に自慢した上で、否定的な話をしている。


                 [◇]

 C ジョーンズの論文の冒頭は瑞々しく感動的である。  原論文を読む前に追試に飛び付かなければ落伍するような研究環境からは、新分野を開くこのような論文は生まれない事は間違いない。
日本では改良研究しか出来ない原因はこの辺にあろう。




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註記★:「私の独り言{前置き[1]}:2005/4/21」、に述べた理由で、 このシリーズの記事を多数並べているが、 これらの中で筆者として最もお読み戴きたいのは、 次の2編です。
◎[11]私の独り言{明治生まれ:1979/5/26}[2005/7/6]
◎[9]私の独り言{血税の使い方:1978/4/5}:[2005/07/04]
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註記★★:同郷の友人達のブログ記事の幾つかを、佐久間君が、
「カルタゴの旅」、にリストアップしています。


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