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zoom RSS (独り言43)エネルギー予算

<<   作成日時 : 2005/08/11 22:02   >>

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エネルギー予算                  79.9.22

★ 一部新聞やテレビなどで断片的に伝えるところでは、文部省は来年度以降の予算に新エネルギー関係の研究費を大幅に盛り込む計画であるらしい。
 通産省や科技庁とは立場の違う役所であるから、出費の重複ということでもないし、一応は結構なことである。
しかし、果たして大丈夫かな、という危惧の念を禁じ得ない。
前にも一度、おかしなことが行われたことがある。


★ というのは、文部省科学研究費補助金の、昨年度からの特定研究テーマに、新エネルギーが採り上げられたものの、予算配分には随分と不当なものがあった。

何年も前から、この道一筋に打ちこんで研究成果を上げてきた何人もの研究者に、予算が全く配分されなかった一方で、従来の実績も無く、今後も本気でやる気があるのかどうか分からぬ人でも、特定グループの人たちには金がバラ撒かれた。
この経緯は中央公論の昨年9月号に、O氏が怒りを籠めて書いている。


★ 官庁予算というものは、時代の関心の強い事項を打ち出して、各省庁が予算のぶん取り合戦を行うのは毎年のことである。
大義名分となる事項は、外貨獲得であったり、公害対策であったり、時代と共に移るにしても、予算要求のパターンは同一不変である。

そして、ここが大切な点だが、投入予算と成果とを比べてみて、その効果がどうであったか、また金が最適の方法で使われたか、の反省が全く欠除しているのも、毎度のことだ (会計検査は形式的違法性しか、問題にしない)。


 要するに、わが国の行政機構では、予算獲得のためには、たいそう真剣な努力が払われるが、そうして得た予算が有効に使われたか否かには、ほとんど無関心である。
無関心だから、成果が上がらなくても、誰も責任を問われない。 これは実に変な話である。

総理大臣でさえ、数億円の金で裁判に掛けられるのに、数百億円の金を無駄遣いしても、誰も責任をとらぬ。
このような背景があるから、安易な予算ブン取り合戦に拍車がかかる。
もし、予算消化の成績によっては、役人のクビが飛ぶようなら、事情は変わってくるだろう


 エネルギーという名目に、予算を付けただけでは、駄目である。   それは東名道に”事故多し”と立て看板を出しても、事故対策にならぬのと同じである。



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註記:「私の独り言{前置き[1]}:2005/4/21」に述べた理由で、このシリーズの記事を多数並べているが、これらの中で筆者として最もお読み戴きたいのは、次の2編です。
◎[11]私の独り言{明治生まれ:1979/5/26}[2005/7/6]
◎[9]私の独り言{血税の使い方:1978/4/5}:[2005/07/04]
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