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zoom RSS (独り言18) 「世界水素エネルギー会議」

<<   作成日時 : 2005/07/16 04:43   >>

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世界水素エネルギー会議           80.7.5

★ 6月30日の朝、NHKテレビニュースは、米国ニューインブランド地方の湖沼で、酸性雨のために魚類が死滅した話を流した。 酸性雨の原因は石炭の多量使用、なかでも石炭火力発電によって対忌中に増加した、硫黄や窒素の酸化物だと言い、米国では鳥獣への影響も現れ始めているという。

★ 一方、そのちょうど一週間前の6月23日から26日にかけて、
東京で「第3回世界水素エネルギー会議(WHEC)」が開催された。

石油危機の圧迫が重くのしかかって来るのに伴って、交替エネルギーの開発、とくに石炭の利用見直しが大声で叫ばれている。
その石炭が環境汚染の原因となり、生態系の破滅にまで連なることが報じられたのと同時期に、水素の国際会議が開かれていたという事実は象徴的である。
なぜなら今次WHECの主題は”人類の窮極のエネルギーシステムの現状と展望”というものであったから。


★WHECは第1回はマイアミ、第2回はチューリヒ、第3回は東京で開催されたが、毎回盛況である。今回も23カ国から数百人の専門家が集まり、200件余りの研究発表が行われた。
 この盛況を支えるものは、”人類の窮極のエネルギーシステム”への熱いおもいであろう。

サミットでは、今回も前回もエネルギーが中心課題であった。
無限に使用可能であり、グリーンで環境破壊を伴わず、安全で…というエネルギーを、ここ数十年の間に人類が入手できるか否かには、人類の生存がかかっている。
そう考えると、WHECが日本で開催されたことは、オリンピックが日本で開催されたよりも、遥かに重大な意味をもつと云えよう。


東京での開催は日本のこの分野での業績が世界的に評価されたためであろう。
水素の製造・貯蔵・輸送機関への応用など各分野で、日本に誇るに足る業績が生み出されつつある。

★ただ、社会的バックアップについてはどのようなものであろう。
たとえば、たまたま国会のハプニンブ解散という珍事があって、産業界からの寄付金が影響を受けたため、主催者にはたいそう苦労があったと聞く。
 当事者にはいろいろ苦しい事情もあろうが、人類の未来のために一層の頑張りを期待したい。 





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註記:「私の独り言{前置き[1]}:2005/4/21」に述べた理由で、このシリーズの記事を多数並べているが、これらの中で筆者として最もお読み戴きたいのは、次の2編です。
◎[11]私の独り言{明治生まれ:1979/5/26}[2005/7/6]
◎[9]私の独り言{血税の使い方:1978/4/5}:[2005/07/04]
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